ビジネスにおいて自分が取っている戦略は「ブルーリバー戦略」とでも名付けられるかもしれない。一般的には「ブルーオーシャン」「レッドオーシャン」などという言葉で市場を表すことが多いだろう。しかし自分はオーシャンほど大きな市場で勝負をしていない。そこでオーシャンに代わる言葉としてリバーを当てはめてみた。

実を言うと初めは「ブルーポンド」「ブルーレイク」などの言葉が思いついた。しかし調べてみると既にその言葉は使われているようだ。やはり自分が思いつくことなんて大抵誰かが言っている。まぁそれほど浸透しているとはいえないだろうが、まだ世にない新しい言葉を作りたい。そこで「リバー」を捻り出した。「ブルーリバー」というお笑い芸人がいたり、会社名があったりするが、まぁそこは気にしないとしよう。元々無理やり生み出したのだから、そのまま調子に乗って無理やりあとづけの説明をしよう。

オーシャンというのは市場を海に喩えたものであり、顧客は魚、我々はそこでビジネスという名の漁を行っているということである。競争相手の船がたくさんいる状態をレッドオーシャン、誰もいない海域で悠々と漁を行っている状態をブルーオーシャンと呼ぶ。僕のようにほぼ個人で仕事をしている人間はそもそも海に漁に行くこと自体向いていない。やはりそこは大きな船で大人数で魚を一網打尽にするような方法が向いているだろう。そもそも僕は海を目指していない。どこか小さな川でのんびりと釣りをしていたい。人が少ない、でも川魚がある程度いるような場所で釣りをしていたいのだ。もちろんこれは池でも湖でもいいのかもしれない。しかし、川には流れがある。流れた先は海にたどり着く。この「海に繋がっている」ということが重要だ。仕事を行う以上、社会という海に開いていくべきだと思っている。だからこそ川なのだ。

そんな感じで小規模な釣りをやっているが、正直なところそれほど儲からない。だけどそれがある種の利点でもあるように感じている。川には大きな船は入ってこれない。船から降りて入ってくることは可能だが、そんな地味で儲からない場所に入るメリットはほとんどない。だからこそ強いのだ。と思いたい。僕はこれからもニジマスやイワナを釣り続けていきたい。ニジマスやイワナが川からいなくなってしまうことが唯一の懸念だが。