SNSをやっていない。厳密に言うと見てはいるのでROM専ということになる。何かを投稿するということは10年以上やっていないような気がする。いや仕事上のマーケティングの一環でやっていたような気もするが、全然続かなかった。自分には向いていないと思った。呼吸するようにSNSに投稿できる人がちょっと羨ましい。

そもそも投稿したいことがない。日常の中で起こるちょっとした事件や気付きなんていくらでもある。いや投稿することなんてなんでもいいのかもしれない。ラーメン食べたいとか。投稿するようなことがないというわけではないのだろう。とにかく投稿しようというスイッチが入らない。まぁそんなことはどうでもいい。

SNSに投稿することはガス抜きのような側面もある。普段なかなか人には言えないけど、自分の中に溜まってしまったストレスのようなものを吐き出す場所としてはうってつけだ。そういうことがないわけではない。世の中に対して思うことはたくさんある。ガスが溜まってしまっては体に良くない。だからこそ時々ガス抜きをしていかなければならない。しかし僕はあえてガス抜かない。ガス抜かないことでそれを極限まで溜め込む。溜め込みきったところで吐き出す。そうすることでとても濃度の高いガスが出てくるのではないかと思っている。濃度の高いガスの方がいいと思っているのだ。ちょっとしたストレスをその場で解消してしまっていたら、実は根本的な解決に繋がらないんじゃないだろうか。それはある意味ストレスの原因を見過ごすことになってしまうから。だから溜め込み続けることでストレスの原因と向き合いたい。そんな風に考えている。

溜め込むのはストレスのようなネガティブなものだけではない。楽しかったこと、幸せを感じたことのようなポジティブなことも同じだ。そういうものを楽しかったと呟いてガスとして出してしまうと、自分の中から抜け落ちてしまうような気がする。楽しかったと思ったのなら誰にも言わず自分の中で醸成させる。それだけで良い気がする。

だから僕は常にガスでパンパンだ。パンパン過ぎて自然と漏れ出てしまっているかもしれない。本来は人とのコミュニケーションなんてそんなもんじゃないだろうか。漏れ出てくるものをお互いに出し合って、受け取り合って。日々書いているこの日記も今まで散々溜め込んできたものが自然と出ているに過ぎない。溢れる寸前までいってしまったからこうやって自然と出ているのだろう。だから僕はこれからもガス抜かない。